X線検査このページを印刷する - X線検査

検査設備

一般撮影装置:4台  X線テレビ装置:2台  乳房撮影装置:1台
ポ-タブル式移動用撮影装置:5台  手術室外科用イメ-ジ装置:2台

 
  • 一般撮影装置

    一般撮影装置

  • X線テレビ装置

    X線テレビ装置

  • ポータブル式 移動用撮影装置

    ポータブル式 移動用撮影装置

一般撮影

【胸部・腹部の撮影について】
 肺や心臓に異常が疑われるときや、お腹の調子が悪いときに行われます。異常像(肺炎、結節、ガス像等)の発見や、目的部位の計測(心臓)などを目的としています。また、撮影する瞬間に呼吸をしていると、写真にブレが生じるため息を止めていただくことになりますのでご協力をお願いいたします。ちなみに胸部では息を吸ってから止める、腹部では息を吐いてから止めることがほとんどです。





 


【骨撮影の撮影について】
 骨やその周辺の描出を目的としています。打撲・捻挫・骨折のほかに神経症状による痛みがある場合にも撮影することがあります。骨撮影の時には目的とする部位により立ったり、座ったり、横になったり、息を止めたりしていただく場合があります。これはより正確な診断をするために必要なことですので、ご協力をお願いいたします。

透視検査

造影剤やバリウムを使いX線では映らない臓器の検査を行います。健診などの胃や腸のバリウム検査が代表的なものです。ファイバースコープより侵襲性が少なく胃や腸の全体像を把握できます。
 胃の検査はバリウムと発泡剤を飲んでいただき、体の向きをかえながら色々な方向から胃のX線写真を撮ります。今ではバリウムも改善され昔より飲みやすくなっています。検査の時間は10~15分程度です。
 大腸の検査は肛門からカテーテルという管を通し、バリウムと空気を入れ胃の検査と同様に体を動かしながら、大腸のX線写真を撮ります。検査の時間は15~20分程度です。
 他にも尿道造影、子宮卵管造影など様々な検査が行えます。

マンモグラフィー(乳房撮影検査)

乳房のX線写真撮影のことです。
触っても判らないような早期の小さな乳ガンはもちろん、しこりを作らない乳ガン(白い影)や非常に細かい石灰化(石灰砂の影)を見つけることが出来ます。悪性の病気だけでなく、良性のものも見つかり、乳癌精密検査の一つの方法として用いられています。

 

撮影方法
乳房を水平・垂直に引き延ばしながら薄く均等に広げて撮影します。
排卵から月経開始頃までの乳房が堅く感じるときに検査を受けると圧迫時の痛みが強く感じることもあるので、月経開始後1~2週間以内が良いと言われています。

 

乳がん検診のすすめ

 日本では近年、乳癌にかかる女性が急激に増えており、現在では女性のがん罹患率の第1位が乳がんです。これは食生活やライフスタイルの欧米化が影響しているためと言われています。乳がんは早期ならほぼ95%が治り、しこりが小さいうちに見つけて治療すれば90%近く治ります。つまり乳癌は治るがんです。よって、早期発見のために検診を受けることが重要なのです。
 尚、日本での乳癌検診は、「40歳以上の女性は2年に一度うけること」が推奨されています。
 当院では、女性技師7名で撮影を行っていますので、分からないことや不安に感じたことなど気軽にお尋ね下さい。