X線検査
検査設備
一般撮影
【胸部・腹部の撮影について】
肺や心臓に異常が疑われるときや、お腹の調子が悪いときに行われます。異常像(肺炎、結節、ガス像等)の発見や、目的部位の計測(心臓)などを目的としています。また、撮影する瞬間に呼吸をしていると、写真にブレが生じるため息を止めていただくことになりますのでご協力をお願いいたします。ちなみに胸部では息を吸ってから止める、腹部では息を吐いてから止めることがほとんどです。
【骨撮影の撮影について】
骨やその周辺の描出を目的としています。打撲・捻挫・骨折のほかに神経症状による痛みがある場合にも撮影することがあります。骨撮影の時には目的とする部位により立ったり、座ったり、横になったり、息を止めたりしていただく場合があります。これはより正確な診断をするために必要なことですので、ご協力をお願いいたします。
透視検査
マンモグラフィー(乳房撮影検査)
乳房のX線写真撮影のことです。
触っても判らないような早期の小さな乳ガンはもちろん、しこりを作らない乳ガン(白い影)や非常に細かい石灰化(石灰砂の影)を見つけることが出来ます。悪性の病気だけでなく、良性のものも見つかり、乳癌精密検査の一つの方法として用いられています。
撮影方法
乳房を水平・垂直に引き延ばしながら薄く均等に広げて撮影します。
排卵から月経開始頃までの乳房が堅く感じるときに検査を受けると圧迫時の痛みが強く感じることもあるので、月経開始後1~2週間以内が良いと言われています。
一般撮影装置:4台 X線テレビ装置:2台 乳房撮影装置:1台
ポ-タブル式移動用撮影装置:5台 手術室外科用イメ-ジ装置:2台