小児科このページを印刷する - 小児科

小児科

  • 小児科のご紹介

長崎県県央地区の中核病院ならびに離島医療における親元病院として位置づけられています。胎児期から思春期までの子どもたちに対応しています。
受け入れ範囲はヘリコプター搬送により島原半島を含めた県央、県北・佐賀県西部、五島、対馬、壱岐などの離島など広範囲にわたっています。

NICU

長崎県総合周産期センターの指定をうけ、超低体重出生児の対応を含めた高度な周産期医療を行っています。
病床数はNICU9床で対応しています。NICUの入院数は2022年 131人、2023年 126人、2024年 116人でした。
2024年に「baby friendly NICU」の認定を受けています。

一般小児科

24時間・365日体制で一次から三次医療まで対応しています。
この3年間の一般小児科入院年間入院数は2022年 982人、2023年 1,220人、2024年 1,174人でした。
また、救急外来受診者は2022年 1,445人(入院254人)、2023年 1,858人(入院370人)、2024年 1,790人(入院353人)でした。
診療分野は、血液・腫瘍疾患以外の疾患にほぼ対応しています。

専門診療

てんかん診療に関しては2014年からてんかんセンターとして機能しており、長崎県てんかんセンターに指定されました。ビデオモニタリングシステム、SPECTなど術前評価を行い、手術を行っています。脳神経外科(てんかん外科)、理学療法士と協力し、周術期管理から発達支援を行っています。
2024年の小児のてんかん外科手術は21人に行い、その平均年齢は6歳9か月でした。沖縄や静岡など全国から来院されています。
小児循環器領域では小児心臓カテーテル検査にも対応しています。また、胎児期から心疾患が疑われる場合は産婦人科の先生と一緒に出生後の経過を予測し、分娩施設の選択を行っています。乳児血管腫のβ遮断薬療法について形成外科の先生とクリニカルパスを導入し一緒に管理しています。

専門医育成

日本専門医機構から小児科専攻医研修基幹施設ならびに小児科専攻医研修支援施設に認定されています。日本周産期・新生児医学会研修基幹施設、日本小児循環器学会研修施設、日本小児神経学会研修基幹施設にも認定されており、若手医師の育成・指導にも力を入れています。小児科専門医育成については当院のプログラムで過去6人の小児科専門医を育成しています。現在3名の専攻医がプログラムに所属しています。

小児科の外来診療担当

診療科特集

  (病院広報誌SENSAI より抜粋)
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