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てんかんセンターについて

  • てんかんセンターのご紹介

てんかんは大脳の慢性疾患で、”てんかん発作”を引き起こすだけでなく、脳の働きそのものにも影響する病気です。正しい診断が決まれば、多くの人は内服治療でそれらの症状を改善させることができます。しかし、てんかんの症状や程度は人それぞれで、その人に合った治療選択が必要ですが、その判断はしばしば難渋します。また、適切な治療を行っても、症状を抑えられない場合もあります。当てんかんセンターでは、てんかんでお困りの方に対し、より専門的な診察や検査を行い、最も適切と思われる治療方法を提案いたします。


診療はてんかんを専門とした小児科医や脳神経外科医などで担当し、すべての年齢の患者を対象としています。治療困難症例に対しては、当院スタッフだけでなく、長崎県下のてんかん専門医の知恵と経験を絞って治療方針の議論も行っています。


内服治療に抵抗性の場合は、外科的治療の検討も行います。当院では、1990年初頭より全国に先がけて、難治性てんかんに対するてんかんの外科治療を行ってきました。その実績は全国でも有数のレベルにあります。その伝統を引き継ぎ、今日でも精力的に外科治療を行い、特に小児てんかん患者に対する手術件数が多いのが特徴で、県外からの来院も数多くおられます。


最初に触れたよう、てんかんの患者は、必ずしもてんかん発作だけが悩みではありません。脳の働きに影響を及ぼすことが多々あり、小児・成人を問わず、発達、学習、認知機能などへの悪影響もみられることがります。したがって、日常生活においては、発作による生活上の制限のほか、小児や学童児では養育や就学、成人では自動車の運転や特殊な職業への就職の制限、そして家族による援助や介護の必要性など、その方々による種々の問題もあります。当センターでは、臨床心理士による面接や検査、メディカルソーシャルワーカーによる福祉や医療費の相談等も行っています。
このように、一人の患者に対し、多方面から治療、支援を行うのが当センターの役割であります。てんかんという病気でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

テレビ出演のお知らせ

テレビ長崎で放送された「週刊健康マガジン」では、2026年4月に「てんかんとともに暮らす」(全4回)が特集されました。本特集には医療従事者を含む複数の関係者が出演しており、放送内容はYouTubeでも公開されています。
 
■第1週 「てんかん」ってどんな病気?(2026年4月3日 放送)
 小野 智憲(長崎医療センター てんかんセンター長)
 
■第2週 「てんかん」の症状と治療(2026年4月10日 放送)
 馬場 史郎(長崎大学病院 脳神経外科 講師)
 
■第3週 「てんかん」と暮らし(2026年4月17日 放送)
 本田 涼子(長崎医療センター 小児科 医長)
 
■第4週 「てんかん」のある人が受けられるサポート(2026年4月24日 放送)
 小川 志帆(長崎医療センター 地域連携室 社会福祉士)