リハビリテーション科
当院リハビリテーション科の施設基準は、運動器リハビリテーション(I)、脳血管等リハビリテーション(I)、心大血管リハビリテーション(I)、呼吸器リハビリテーション(I)、がんリハビリテーションという多分野の基準を満たしており、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などスタッフの充実も図っています。リハビリテーション施行対象者は入院 中の急性期疾患の患者で外来リハビリは基本的に施行していません。土・祝祭日にもベッドサイドリハビリを取り入れ、患者の早期退院、早期社会復帰を目指しています。主に依頼のある科としては、整形外科・脳神経外科・神経内科・総合診療科・循環器(内、外)科・呼吸器科ですが、 がんリハ、廃用症候群に対するリハなどを含め、必要に応じて全ての科の依頼に対応しています。病々・病診連携では後方病院に対し転院先のリハビリスタッフに事前に転院予定の 患者と会っていただいてリハビリ内容を紹介するオープンリハシステムを行っています。また、平成18年度より大腿骨頚部骨折の地域連携パスを取り入れた合同カンファランスを定期的に開催して連携病院と情報の共有も行っています。このようにスムーズな情報交換を行うことで後方病院でも当院と同レベルのリハビリを維持することができ、患者が安心して転院や自宅退院ができる環境を作っています。