対象疾患・診療内容このページを印刷する - 対象疾患・診療内容

対象疾患・診療内容について

代表的な疾患に関する診療の詳細をご覧ください。

 1.変形性股関節症
 2.変形性膝関節症
 3.関節リウマチ
 4.腰椎椎間板ヘルニア
 5.腰部脊柱管狭窄症
 6.大腿骨頚部骨折
 7.手根管症候群
 8.撓骨遠位端骨折
 9.骨盤骨折


 当科としてはこれまで主に関節外科を中心とした診療を行ってきた。その内容としては、人工関節全置換術、関節形成術などがある。
 当院では、手術室に無菌室が整備され、また病棟にも2部屋人工関節手術患者用の術後無菌室が用意され、感染を寄せ付けにくい安全な医療が可能となっている。
 現在、保健医療を行う上で人工関節手術に関する施設基準(医師の数、手術件数など)が設けられているが当院はその施設基準を十分にみたしている。
 また人工関節手術に対しては更正医療を受けられる施設に認可されており患者負担の軽減が可能である。手術時に輸血が必要な場合には、自己血で手術が受けられるシステムを設け更に骨銀行も設置しており、採取した骨を冷凍保存し患者本人、あるい
は他の必要とする患者に提供できるシステムを構築している。    さらに、変形性関節症でも、まだ関節温存が可能と判断した場合は膝であれば脛骨顆外反骨切り術、足関節であれば遠位脛骨斜め骨切り術という日本に先駆けて長崎で考案された手術を行い、関節安定性を目指すことで疼痛改善を獲得する手術を施行し好成績を上げている。さらに最近は創外固定器を使用した骨及び組織延長を利用した変形矯正術や難治性の偽関節への対応も行い県内でも特化した領域への挑戦をしている。
 上肢手術に対してもDr.﨑村を中心に慢性疾患から上肢の外傷まで幅広く対応を行っている。
 このように上肢、下肢を問わず、関節外科を中心に脊椎、外傷等年間700~800例の手術を行い、主に県央地区の運動器疾患患者のニーズに対応している。