対象疾患・診療内容
対象疾患・診療内容
長崎医療センター産婦人科では、総合病院としての専門医療を求められている総合周産期母子医療、婦人科がん治療、婦人科手術、腹腔鏡手術、婦人科救急医療などを専門に取り扱っています。
1.総合周産期母子医療センター
新生児集中治療認定病床(NICU)9床、母体胎児集中治療室(MFICU)6床を有する県内最大の周産期母子医療センターとして、県内最多の母体搬送(年間150件)の受入とともに、救命救急センター、ドクターヘリを併設するセンターとして、きわめて緊急性の高い母体重症疾患の治療に効果を上げています。
2.婦人科がん治療センター
放射線治療センター、外来化学療法センター、PETセンターを有するがん拠点病院の婦人科がん治療センターとして、各種婦人科がん手術、がん化学療法、子宮頸癌の放射線・化学療法同時併用療法等の集学的治療で長崎県県央地区の婦人科領域のがん治療に貢献しています。子宮頸癌に対する広汎子宮全摘術では神経温存手術で術後患者のQOLの改善に効果を上げています。
3.良性婦人科手術、腹腔鏡手術
婦人科がんの手術治療以外にも子宮筋腫や良性卵巣腫瘍の県央地区の手術センターとして役割を果たしています。
また、2003年よりよしだレディースクリニックと連携して腹腔鏡手術を導入しています。
4.婦人科救急医療
総合周産期母子医療センターとしての周産期救急医療だけではなく、県央地区および離島地区の婦人科救急疾患(子宮外妊娠、卵巣腫瘍茎捻転、卵巣出血などの女性の急性腹症)の救急治療センターとしての役割を果たしています。