国病久原会総会このページを印刷する - 国病久原会総会

第19回 久原会総会および懇親会開催報告

久原会副会長 中原賢一

コロナ禍で延期になっていた久原会が、4年ぶりに令和5年11月11日(土)あかしやホール(総会)と10階レストラン(懇親会)にて開催されました。
今回は江崎宏典院長から八橋弘院長に世代交代したことの他にも重要な事がありました。
まず、20年にわたり久原会の会長を務めていただいた廣田典祥先生が退任され、新会長に米倉正大先生が就任されました。廣田先生からは思いのこもった退任の挨拶をいただきました。米倉先生は「瑞宝章」叙勲のため上京され、久原会には参加できませんでしたが、会長就任のご挨拶を中原が代読させていただきました。
4年の間に、多くの先輩方が他界されました。その一人に岩崎榮先生がおられます。岩崎先生は、全国レベルで多方面において活躍され、近年は特に研修医教育に情熱を傾けておられました。岩崎先生と関わりが深かった向原茂明先生から追悼のお言葉をいただいた後、全員で物故者に対して黙祷を捧げました。
八橋弘院長は「院長に必要な3つの顔;医師、管理者、経営者」というタイトルで講演されました。八橋院長は長崎医療センターで肝臓内科医として35年間勤務され、医療センターの発展の歴史とともに歩んでこられた先生です。長崎医療センターのこれまでの様々な出来事に加えて、特に最近の耐性菌やコロナでの苦労話をしていただきました。この講演で長崎医療センターの偉大さを再認識することができました。
総会の最後に記念撮影を行い、その後10階のレストランで懇親会が開催されました。ちょうど夕暮れ時で美しい大村湾を眺めながらの会となりました。矢野右人名誉顧問より乾杯のご挨拶をいただき、現在の長崎医療センターの建築時に100年は持つ病院にしようと考えたことを熱く語っていただきました。その後はみなさん時間を忘れて話が弾みました。最後は八橋院長に締めていただきましたが、多くの参加者の皆さんから大変楽しい会だったとのお言葉をいただきました。
久原会は長崎医療センターをルーツに持つ人たちが集い、旧交を温める会として、今後は毎年開催できることを願っています。

第18回 国病久原会総会・記念講演・懇親会のお知らせ

  • 国病久原会会長 廣田典祥

    今夏は例年になく酷暑でしたが、今日は秋晴れの好天に恵まれました。
    本日は江﨑院長先生を始め、現職の方々、さらに懐かしい会員の皆様の参加を得て、おかげさまで第18回国病久原会総会を開催することができました。2年に一度の総会ですが、お互い長崎医療センターの発展を願いつつ、現職もOBも一体となって、親睦と交流を深め、新たな出会いや久し振りの再会を楽しむ機会となりました。

    会次第に従い、藤岡副院長から、物故者は元国病久原会副会長の故浦山康子様との報告があり、全員で黙祷を捧げました(故人の詳細は既に当会のホームページで紹介しております)。

    会長挨拶に引き続き、江﨑院長からご挨拶を頂き、病院の現況として、地域医療構想は、本院のような第三次医療機関が率先して進めてゆく立場にあること、当院で計画中の専門医教育を実施できる診療科のことなど、時代の要請に応えてゆく所信をお聞きしました。

    次に、役員紹介、審議事項は会則の一部改正(第4条 名誉会長)→改正により(第4条 名誉会長・名誉副会長)とすることが議決され、ついで会計報告、会計監査報告監査と順調に済ませました。

    本日のハイライトは何といっても記念講演です。座長は江﨑院長先生で、恵寿病院院長(元当院副院長)の 中原賢一先生から「自分史の中の長崎医療センター」と題する記念講演を聴講しました。日頃から私も尊敬している先生のお話しを聞くことは、参加者全員にとって、又とない貴重な時間でした。総会に花を添えて頂き誠に有難うございました。(この講演の内容は、後日、国病久原会ホームページ [総会記念講演集]に登載する予定です。現職員の方々もぜひ目を通してくださるようにお願いいたします)

     
    • 中原賢一先生による記念講演

      中原賢一先生による記念講演

     

    さて、合同写真撮影も済み、懇親会会場は当院10階レストラン。
    先ず、OBからのご挨拶を、中村俊昭様(元当院事務部長)、杉原三千代様(前当院看護部長)、野口静子様(活水女子大学看護学部長)、峰 唯信様(元当院薬剤科長)から頂き、矢野右人先生(当院名誉院長、国病久原会名誉顧問)から乾杯の発声を頂き、そのあと大層に賑やか、かつ和やかな雰囲気で懇親会が開かれました。
     あちこちで、参加者同士の談笑や対話が進み、お互いの親睦を深めることができました。閉会の辞を江﨑院長先生にお願いしました。
    末尾になりますが、当会の運営は合戸 有介管理課長はじめ国病久原会事務局の皆様、そしてOB連絡会のメンバー(出口、森内、浦部、吉田)のご尽力あっての結果です。厚く御礼申し上げます。

第17回 国病久原会総会・記念講演・懇親会を終えて【平成28年10月15日開催】

国病久原会 会長 廣田 典祥 

 秋晴れの好天に恵まれ、去る10月15日(土)、第17回 国病久原会(OB会)総会を本院人材育成センター あかしやホールで開催しました。参加者76名。
いつものように、会長挨拶、物故者への黙祷、病院長挨拶、役員紹介、審議事項報告、会計報告と監査報告、記念講演と進みました。

 物故者の中に、国病久原会役員の一人である本院統括診療部長 松岡陽治郎先生が今年10月4日急逝されたことの報告がありました。
享年60歳の若さです、誠に無念でなりません。故横内 寛院長を知る数少ない医師の一人でした。故松岡先生には国病久原会役員会で本会の運営に関して数々のご助言を頂いて来ました。
国病久原会を代表してご冥福を祈るとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。

 病院長の挨拶では、国立病院の独法化になって12年、国立病院機構の経営状況が厳しさを増していること、当院から病因解析研究部長の右田清志先生が福島県立医科大学 リウマチ膠原病内科学講座の主任教授に就任されたこと、救命救急センター長高山隼人先生が長崎大学病院地域医療支援センター副センター長として栄転されたこと等を話されました。

 ここで、審議事項について。
総会では、国病久原会細則 第7条 国病久原会OB連絡会の設置 の案件について、総会の承認を得ることができました。

 いよいよ、本会のメインイベントとして前脳神経外科部長、馬場啓至先生による「卒後40年、てんかんと共に」と題してご講演(司会は名誉顧問 米倉正大先生)を拝聴いたしました。
日本で「てんかんの脳神経外科的治療」を確立された一人です。そのエキスパートになられた足跡について、後日、国病久原会ホームページ「この人に聞く」で紹介する予定です。

 
  • 馬場啓至先生による記念講演

    馬場啓至先生による記念講演

 
 

 懇親会は本院10階クロスワンで行われました。本会の目的であるOB会員同志の旧交をあたため、現職員の方との親睦を十分に深めることが出来ました。
一時期、当院で仕事をしたことの喜びと懐かしさを実感しました。

 

 本院職員(非常勤や研修医を含む)の皆様、退職時、転勤時にはぜひ国病久原会にご加入いただき、同じ長崎医療センターで仕事に励んできたという達成感、満足感をOB同志で分かち合う日が来ることを切に望んでおります。

 終りに、その準備・名簿の編纂・会場等の設営に多大な尽力を払ってくださった、本院事務部管理課の皆様に厚く御礼を申し上げます。