教育センターこのページを印刷する - 教育センター

教育センターは2007年4月に開設され、14年が経過しました。
この間、研修医教育や医学生の病院見学の支援を中心に活動してきました。

2011年よりレジデントや専修医を対象とする後期研修委員会を立ち上げ、2012年に医学生を主な対象とする卒前研修委員会を研修管理委員会の分科会として設けました。

2013年は教育センター運営委員会を通し、看護師、薬剤師や放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・MEなどのコメディカルの教育の支援を開始することができました。スキルス・ラボは2009年に開設し、新人看護師、プリセプター看護師、指導医、研修医、レジデントなどへのシミュレーション研修を実施しています。

教育センター長挨拶

教育センター長

長らくその設置が望まれていた教育センターが2007年4月に開設されました。
長崎医療センターはその前身の国立病院時代より臨床教育には特に力を入れてきました。
 研修医教育についていえば、2004年度からローテイト研修が必修となりましたが、当院ではそれに先立つこと40年以上、1971年より既にスーパーローテイト研修を開始し実績を積んできました。
 このように臨床教育に実績に定評のある当院でありますが、教育センター設立がさらなる飛躍と発展のばねになるように努力していきたいと思います。

 私たちが目指しているのは医学医療という専門分野のプロフェッショナルですから、高度で専門的な知識の修得は当然のことです。それに加えて医療人は“人”が相手の仕事です。したがって人間や社会に対する深い理解と洞察力を身につけることも欠かすことはできません。医療人に必要なこれらの能力を修得するための支援をしていくことが教育センターの使命だと考えています。

 長崎医療センターでおこなわれている臨床教育・研修はすでにプロである人々に対する専門教育です。それは成人に対する教育でもあります。成人は学びのニーズとモチベーションをしっかり持っています。成人教育に必要なものは学びのためのいい環境です。学ぶものと教えるものが信頼関係を持ち、互いに尊重し合う、暖かい研修環境が築けるように努めていきたいと思います。

教育センターは「志しは高く、敷居は低く」をモットーにスタートいたしました。皆様方にはこれからなにかとご迷惑をおかけしたり、ご協力をお願いすることが多々あろうかと思いますが、ご支援の程よろしくお願いいたします。

基本理念・基本方針


理念

長崎医療センター教育センターは、高度で専門的な知識のみならず、人間や社会についても深い理解を有する医療人の育成を目指します。

運営方針

1. 統括機能
当院における臨床教育を統括し、一貫した研修教育が行われる体制を築く。
2. FD機能
当院の教育理念を浸透させるために、各部署の指導者層を対象とした研修を企画する。
3. 情報発信機能
地域医療への貢献のため、当院での研修内容などについて発信し、積極的に参加を募る。

初期臨床研修医
後期臨床研修医
長崎大学医学部連携大学院
 
4. バックアップ機能
当院での研修教育修了者を組織化し、生涯教育の核となる