治験参加のご案内このページを印刷する - 治験参加のご案内

治験とは

「薬(医薬品)」は、「薬のたまご」を発見後10年以上の年月をかけて、効果や安全性が確認されます。その後、国(厚 生労働省)に「薬」としての使用が承認され、「薬(医薬品)」として皆様の手元に届いています。治験とは、効果や安全性を確認するために、ヒト(患者さん)を対象とした治療試験のことです。

患者さんの人権(プライバシー)を守る厳しいルールのもと、専門の医師が患者さんの安全性に十分に配慮し、細心の注意を払いながら日常診療の中で行います。

「薬のたまご」が「薬(医薬品)」として承認されるまで

  • 「薬のたまご」が「薬(医薬品)」として承認されるまで
※当院では第 II 相試験、第III相試験と市販後調査を実施しています。
治験の主役はボランティアで参加いただく患者さんです。
「薬のたまご」を「薬(医薬品)」として誕生させるため、治験にご協力をお願いしております。

治験に参加するには

当院で実施中の治験の条件に合いそうな患者さんには、主治医より直接患者さんに治験のご案内をさせていただく場合があります。

また、治験参加を検討している患者さんには治験管理室にて詳しい内容をご説明いたしております。

主治医もしくは治験管理室までご相談ください。

 

治験への参加・参加後の中断は患者さんの自由意志です。

当院には、治験管理室に専任スタッフ(治験コーディネーター)を配置しております。

担当医師や治験コーディネーターによる十分な説明を受けた後、患者さんの自由な意思で決めることができます。

また、患者さんの安全性確保や臨床判断の理由で担当医師より治験参加をお断りする場合もあります。

治験は患者さんの参加意思を文書で確認した後、開始いたします。治験参加をお断りになった場合でも、患者さんに対する不利益は生じません。今までと変わらず、担当医師の診察を続けてください。

 
検査費用・診察費用が増えることはありません。
外来通院の場合、治験に参加することで来院回数が増えることが考えられますが、交通費等の費用負担を軽減するための体制を整えています。また、診察費用が増えることもありません。
 
お問い合わせ先

独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 治験管理室

【位置案内】
  • 外来治験室
    外来診療棟1階 A3受付奥 1階案内図
  • 治験管理室・治験閲覧室
    入院治療棟2階 臨床研究センター内 2階案内図
【ご連絡先】

〒856-8562 長崎県大村市久原2丁目1001-1

TEL:0957-52-1058(直通)  FAX:0957-53-6690(直通)

e-mail:611-chiken@mail.hosp.go.jp

実施中の治験

治験に参加するには基準があります。希望されても、参加基準に合わなかったり、予定の人数に達していた場合、募集期間が終了している場合は参加頂けない場合があります。

(現在募集中 の治験は赤字で表示しています)
(2024.1.19現在)
診療科 対象疾患
循環器内科 心性浮腫(うっ血性心不全)高コレステロール血症
消化器科(肝臓) B型慢性肝炎、PBCNASH
膠原病・リウマチ科 多発性筋炎
血液内科 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL-DC-101)特発性血小板減少性紫斑病多発性骨髄腫(talquetamab/teclistamab)
小児科 てんかん、心不全
脳神経外科 てんかん
総合診療科 尿路感染症(ワクチン)
 ※当院では健康な方を対象とした治験は実施しておりません