がん診療について
長崎医療センターのがん診療について
長崎医療センターは「地域がん診療連携拠点病院」として、診療や研修の実施に加え、患者さんや地域の方々へがんに関する情報の提供や相談窓口の設置などを行っています。
「がん診療連携拠点病院」とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供できることを目的として、厚生労働大臣が指定した病院です。各都道府県でがん診療の中心的役割を担う「都道府県がん診療連携拠点病院」が1ヶ所(長崎県では長崎大学病院)指定され、2次医療圏ごとにその地域でのがん診療の中心となる「地域がん診療連携拠点病院」が指定されています。
当院は平成17年1月から県央地区の「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けていますが、平成27年4月からの「地域がん診療連携拠点病院」指定更新に向けて、半年をかけて、さらなる、がん診療の強化と体制の見直しに取り組んできました。緩和ケア部門強化をはじめ一定の成果が得られましたので、これを機に、平成26年10月に、県央地区の「地域がん診療連携拠点病院」として院内に「県央がんセンター」を開設し、がん診療に病院の総力をあげて取り組む体制を確立しました。今後、より質の高い医療を地域の皆様に提供できるよう努力していきたいと考えています。