主な研究テーマと研究成果
2017(平成29)年
●【特許取得】:バイオマーカー、自己免疫性肝炎の診断補助方法、及び、キット
(特開2017-077217;右田清志, 八橋 弘,小森敦正,公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団,公開日:2017年4月27日)
2016(平成28)年
●【特許取得】:B型慢性肝炎の検出方法および検出キット
(特許第6048923号;八橋 弘,金子 敦,高橋千明,独立行政法人国立病院機構,富士レビオ(株),登録日:2016年12月2日)
●【受賞】ノバルティス・リウマチ医学賞(平成28年度:公益財団法人日本リウマチ財団)右田清志;家族性地中海熱含めた自己炎症疾患の病態解明と治療法の開発
2014(平成26)年
◇「肝疾患患者を対象とした相談支援システムの構築、運用、評価に関する研究」 (八橋 弘:厚生労働省科学研究費補助金『肝炎等克服政策研究事業』)
◇「原発性胆汁性肝硬変の疾患感受性遺伝子による病態の解明と新しい分子標的治療法の開発」 (中村 稔:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(B)』)
◇「IL-1を分子標的とする低分子化合物を用いた炎症疾患の治療法の開発」 (右田清志:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)』)
◇「C型肝炎ウイルス駆除後の肝炎症/線維化改善動態評価を目的とした、血清miRNAプロファイリング法の確立」 (小森 敦正:NHO共同研究費『肝疾患』)
◇「生体試料バンクを利用した自己免疫性肝炎の分子疫学コホート研究」 (右田清志:NHO共同研究費『肝疾患』)
●糖鎖変化を評価した新しい肝線維化マーカーがC型慢性肝炎患者の肝癌発生のリスクマーカーとなりうることを報告した論文がHepatology 2014に掲載されました。
Elevated serum levels of Wisteria floribunda agglutinin-positive human Mac-2 binding protein predict the development of hepatocellular carcinoma in hepatitis C patients.
Hepatology. 2014 Jul 12. doi: 10.1002/hep.27305. [Epub ahead of print]
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/hep.27305/pdf
2013(平成25)年
◇「放射線誘発甲状腺がんの発症機序の解明」 (伊東正博:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)一般』)
◇「原発性胆汁性肝硬変の発症・病態形成における新規疾患感受性遺伝子の役割」 (相葉佳洋:日本学術振興会科学研究費補助金『若手(B)』)
◇「非アルコール性肝障害由来肝細胞癌の早期発見および危険群の囲い込みのための血中マーカー探索」 (藤岡ひかる:NHO共同研究費『肝疾患』)
◇「急性肝炎の発生状況および重症化、劇症化に関する因子に関する研究」 (八橋 弘:NHO共同研究費『肝疾患』)
2012(平成24)年
◇「抗HBs人免疫グロブリンの国内製造用原料血漿収集を目的とした国立病院機構職員を対象とするB型肝炎ワクチン接種の有効性、安全性及び皮下投与法と筋肉内投与法の比較に関する研究」 (八橋 弘:厚生労働省科学研究費補助金『医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業』)
◇「原発性胆汁性肝硬変の病態解明と新たな分子標的治療法の開発のためのゲノムワイド関連解析(GWAS)」 (中村 稔:NHO共同研究費『肝疾患』)
●日本国内に欧米型(遺伝子型Aタイプ)B型肝炎ウイルスによる急性肝炎が都市部を中心に増加していることを報告した論文がGUT 2012に掲載されました。
Hepatitis B virus strains of subgenotype A2 with an identical sequence spreading rapidly from the capital region to all over Japan in patients with acute hepatitis B.Gut. 2012 May;61(5):765-73. doi:10.1136/gutjnl-2011-300832. Epub 2011 Nov 7.
2011(平成23)年
◇「病態別の患者の実態把握のための調査及び肝炎患者の病態に即した相談に対応できる相談員育成のための研修プログラム策定に関する研究」 (八橋 弘:厚生労働省科学研究費補助金『難病・がん等の疾患分野の実用化研究事業』)
◇「家族性地中海熱の病態解明と治療指針の確立」 (右田清志:厚生労働省科学研究費補助金『難治性疾患克服研究事業』)
◇「日本人原発性胆汁性肝硬変の病態形成に関わる遺伝因子同定のための網羅的遺伝子解析」 (中村 稔:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)一般』)
◇「JAKs STATs を標的とした新たなRA治療法の開発」 (右田清志:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)一般』)
◇「脂肪性肝炎における肝再生能、組織修復能の解明」 (蒲原行雄:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)一般』)
◇「自己免疫性肝炎の発症・進展に関わる遺伝的要因同定のための包括的遺伝子解析(AIH-GWAS)」 (右田清志:NHO共同研究費『肝疾患』)
●特許取得
慢性肝疾患治療剤(肝硬変患者に対する酸素療法の有効性)
(特許第4695366号;八橋 弘,木下明敏,山本和子,帝人ファーマ(株) ,登録日:2011年3月4日)
2010(平成22)年
◇「家族性地中海熱の病態解明と治療指針の確立」 (右田清志:厚生労働省科学研究費補助金『難治性疾患克服研究事業』)
◇「放射線誘発小児甲状腺がんの発症機序の解明」 (伊東正博:日本学術振興会科学研究費補助金『基盤(C)一般』)
◇「非B非C型肝細胞癌の治療成績向上に向けて-背景疾患としてのNASHの実態解明-」 (藤岡ひかる:NHO共同研究費『肝疾患』)