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臨床研究センター長挨拶

 2026年4月1日付で臨床研究センター長を拝命しました、肝臓内科の小森敦正です。
 当院の5つの理念をご存じでしょうか。1番目は”安全で質の高い医療を提供する”、そして5番目には”臨床研究を推進し、国際医療協力に貢献する”とあります。この2つが交わるところで、臨床研究と国際医療協力の場を提供し、支援する組織として、臨床研究センターの存在理由があると考えます。
 一方でNHOにおける臨床研究センターは10カ所のみに設置されており、77カ所ある臨床研究部とともに、”機構の診療ネットワークを活用し、(多施設共同臨床研究により)政策医情報発信を行う拠点となる研究組織”であると位置づけられています。私たち医療人が、日々の医療行為/業務を振り返り、医療の質向上につなげてゆく取り組み。ひとりで、チームで、他(多)施設の同僚と共同で、 ”患者さんに学び、患者さんに還す”、臨床研究。研究を行う満足感の醸成、もちろん学会発表や論文化にもつながるよう、研究支援を整備し、拡げ、進化させたいと思っています。
 来年はセンター開設25年になります。肝疾患の準ナショナルセンターとして産まれたセンターですから、矢野右人名誉院長から始まり、第二代八橋弘センター長が発展させたウイルス性肝炎に関する臨床研究、初代石橋大海センター長に始まる自己免疫性肝疾患に関する臨床研究など、high volume center でありかつNHO肝疾患ネットワークの中心的な拠点として、国内外で活動を継続させてきました。近年では研究領域が広がり、院内スタッフによるAIを用いた医療研究や、定量的看護チーム研究の場にも変化しています。
 ”より良い医療へ、より良く人間を理解するために”  院内の皆様がひとりでも多く臨床研究へ参加されることを期待しながら、院外の皆様には当院発の医療情報をお届けできるよう、活動を続けてまいります。

 


2026年4月

長崎医療センター 臨床研究センター長

小森 敦正