長崎医療センター看護師特定行為研修の概要
長崎医療センター看護師特定行為研修の概要
1. | 長崎医療センター看護師特定行為研修の基本理念 |
看護師が、手順書により特定行為を実施する際に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能を養い、高い倫理観をもち社会的責任と役割を自覚した看護師を育成することにより地域医療に貢献します。 |
2. | 長崎医療センター看護師特定行為研修の特色 |
当院は、昭和46年から臨床研修医の教育を実践してきた実績があり、指導医・専門医資格を有する医師、 診療看護師(JNP)および特定行為研修修了者など、指導経験が豊富な人材による指導体制を整えています。また、指導者には、すでに臨床現場で活躍する診療看護師(JNP)や特定看護師が加わるため、特定行為の実践に必要な知識および技術の習得はもとより、特定看護師として必要な資質を養うことができます。 |
3.長崎医療センター特定行為研修の目的・目標
【目的】 | ||
地域医療及び高度医療の現場において、医療安全に配慮しつつ、高度な臨床実践能力を発揮し、自己研鑽を継続しながらチーム医療のキーパーソンとして機能できる看護師を育成する。 | ||
【目標】 | ||
1) | 多様な医療現場において特定行為を実践するために必要な基礎的知識、技術及び態度を養う。 | |
2) | 様々な病態にある患者に特定行為を安全かつ倫理的に実践する能力を養う。 | |
3) | 患者に最適な医療を提供するために多職種と協働してチーム医療を実践するための能力を養う。 | |
4) | 医学的視点と看護学的視点を統合させた看護実践を展開する能力を養う。 |
4.研修期間および募集時期
【研修期間】 6月~1月末日までの8か月間
【募集時期】 年一回(3月上旬に選考試験を実施)
5.研修内容
1)共通科目
科目名 | 履修時間 |
---|---|
臨床病態生理学 | 31 |
臨床推論 | 45 |
フィジカルアセスメント | 45 |
臨床薬理学 | 45 |
疾病・臨床病態概論 | 41 |
医療安全学/特定行為実践 | 45 |
合計 | 252 |
*講義はeラーニングシステムを採用し、演習および実習は指導者との対面による実施としています。
6.修了要件
本研修を修了するためには、次の条件を満たす必要があります。
1) | 共通科目を全て履修し、筆記試験および観察評価に合格すること。 | |
2) | 共通科目修了後、区分別科目を履修し、筆記試験、実技試験,臨地実習観察評価に合格すること。 |
7.研修の進度
8.その他
1) | 履修免除について | |
他の大学、研修等での履修学習の読み替えは、本研修では実施しておりませんので、ご了承ください。 | ||
2) | 看護職賠償責任保険について | |
本研修の受講決定後は、開講式までに看護職賠償責任保険に加入してください。 | ||
3) | 宿舎の利用について | |
自宅から通うことが困難で入居を希望する方は、宿舎が利用できます。希望者多数の場合は、選考させていただきます。ご希望の方は、お問い合わせください。(管理課 庶務班長) |
9.研修の様子