救急科このページを印刷する - 救急科

沿革

昭和46年(1971年) 4月   救急医療センター開設
 
昭和53年(1978年) 3月   国立病院としてはじめて救命救急センターを開設
外科病棟に専用病棟(ICU6床を含む29床)を置き運営
 
昭和54年(1979年) 4月   救命救急センターが新築
医療法30床にて運営開始となり、実質19床にて運営
 
平成8年(1996年)~     救命救急センター 専属医1名配置
 
平成13年(2001年) 9月   入院病棟新築に伴い30床にて運営開始となる。
 
平成18年(2006年) 12月   長崎県ドクターヘリ運航開始となる。
 
平成25年(2013年) 4月   28床運営に変更となる。
 
平成29年(2017年) 3月   医師同乗救急車EMTAC運用開始。
 
平成29年度(2017年)     救急科専門研修プログラム開始。
 
平成30年(2018年) 4月   高度救命救急センター指定
 
 
ドクターヘリ
 

当院の特徴・役割


体制

■ 専従医  14名
 ・常勤医  :10名
(日本救急医学会専門医 9名)
 ・非常勤医:4名
■ 勤務体制
 2交代制 
(8:30~17:15 / 16:00~9:30)
+準夜(14:15~23:00)

■ 診療業務
●救急外来
時間内:転院以外の救急車搬送全症例
   その他:ドクターヘリ、重症転院搬送症
時間外:心肺停止、薬物中毒、その他重症搬送症例
  *重症外傷、脳卒中などホットライン症例は24時間対応
●病棟
救命救急センター入院患者の全身管理(集中治療も含む)
   及び総合的な診療方針の決定
 ・院内急変対応
 ・一般病棟入院患者の中心静脈カテーテル挿入
●病院前
 ・長崎県ドクターヘリ基地病院 フライトドクター7名
 ・医師同乗救急車EMTAC 同乗可能医師11名

救急科専門研修プログラムにおける研修施設群と特徴

本プログラムにおける研修施設群と特徴

長崎医療センター救急科専攻医研修について

研修ローテイト 
  •  

カリキュラムに従って、救急外来診療、クリティカルケア、病院前救護・災害医療等は年次に拘らず弾力的に組み合わせることができます。 必須項目を中心として、知識・技能の年次毎のコンピテンシーレベル(例 A:指導医を手伝える、B:チームの一員として行動できる、C:チームを率いることが出来る)を定める。 3年間を通じて、医療者や市民向けの救急蘇生コースに、指導者として参加して頂きます。 病院前救急医療研修や災害医療研修に最低1回参加して頂きます。 救急領域関連学会において報告を最低1回行って頂きます。また論文を1編作成できるように指導を行う予定にしております。

Acute care physicianを育成します

Acute care physicianとは?

『病気、けが、やけどや中毒などによる急病の方を診療科に関係なく診療し、特に重症な場合には救命救急処置、集中治療を行うことを専門とし病気はけがの種類、治療の経過に応じて、適切な診療科と連携して診療に当たり、救急医療の知識と技能を生かし、救急医療制度、メディカルコントロール体制や災害医療に指導的立場を発揮する』 と定義されています。

救急科専門研修プログラム修了後に習得できること

  •  
・疾患を問わない急性期の診療
・原因疾患を問わない重症病態の集中治療
・病院前救急診療
 (ドクターヘリ、ドクターカー)
・災害医療(DMAT、医療班)
・多職種、複数診療科との緊急度及び
 重症度を考慮した連携、調整能力

 
 
            プログラムはこちら【PDF】