病理診断科このページを印刷する - 病理診断科

病理診断科後期研修プログラム

はじめに

1857年西洋医学の発祥の地、長崎で初めて最初に行われた講義は病理学です。病理学は常に医学の基本となる学問で、最近ではがん治療の診断・治療になくてはならない領域に発展しています。当院では臨床医学としての病理学の実践と開かれた病理学をめざしています。診断困難例については、臨床各科とのカンファランンスや外部コンサルテーションを積極的に取り入れてより正確な診断のもとに最適な治療が選択できるように心がけています。需要の高まる病理診断科で私たちスタッフと一緒に楽しく後期研修をしてみませんか。本院では過去20年間(2007年, 2011年, 2012年, 2016年, 2021年,2023年)に6名が病理医専門医取得し、現在1名が病理専門医を目指して研修中です。2015年には1名連携大学院を修了しました。

 
長崎医療センター病理の特徴
1. 症例数に関してはどの分野においても大学病院同等の症例数があり、複数の病理専門医の指導を受けられ病理専門医資格を取得するには非常に有利です。
2. 本院では過去20年間(2007年、2011年、2012年、2016年、2021年、2023年)に6名が病理医専門医取得し、現在は1名が専門医試験に向けて研修中です。
3. 本院での研修は長崎大学病理専門医研修プログラム枠の中で行われます。本院はプログラム案のI群施設になります。1-2年目を本院で研修し多くの症例を経験し、3年目を大学で研修する案をお勧めします。
4. 研修期間中に国立病院機構の制度を利用して高度専門施設での短期研修や2か月間の海外留学ができます。
5. 本院で働きながら研究指導を受け、連携大学院や大学の病理学教室で学位習得することも可能です。

病理研修システム

後期研修期間は、初期研修修了から病理専門医受験資格達成までの3年間とします。
この期間に、まず病理解剖を20例経験し死体解剖資格を取得し、さらに自ら執刀の4例の病理解剖、合計24例の病理解剖を経験します。
病理診断に関しては、同期間に臨床各科から提出される生検標本、手術切除材料の病理診断を5000例(50例以上の術中迅速診断を含む)行います。最低4回のCPCを担当し、臨床病理の力を養います。これら規定の病理解剖と病理診断を経験して病理専門医受験資格を得ます。専門医試験は4年次に受験できます。
更に日本臨床細胞学会専門医の資格を得ることも可能です。人体病理に関する臨床研究能力を養います。期間中、臓器別に大学や高度専門施設での短期研修を積極的に取り入れています。研修修了後は本院、希望する市中病院、大学の病理学教室を紹介します。

  3年間の研修で取得可能な資格
・ 死体解剖資格(厚生労働大臣認定)
・ 病理専門医(日本病理学会)
 
専門病理医取得までのロードマップ

専門病理医取得までのロードマップ

1-2年次: 組織診断(5000例)、迅速診断(100例)、病理解剖24体達成
3年次:死体解剖資格取得
4年次:病理専門医受験、細胞診指導医取得の研修開始

お気軽にご相談ください。病理科の見学や実習もできます。

連絡先:
長崎医療センター臨床教育センター e-mail:611-kensyu@mail.hosp.go.jp
または
病理科長  e-mail:miura.shiro.kn@mail.hosp.go.jp

 
長崎大学病理専門医研修プログラムの詳細は下記URLからご参照ください。

長崎大学病理専門医研修プログラム
 

長崎大学病理専門医研修プログラムの中で当院での研修を重視するパターン  
当院はI郡になります。II郡は他の市中病院になります。
        

I群に足場を置いて研修 (1,2年目を当院で研修)

1年目:I群(当院)

2年目:I群(当院)

3年目:大学+I群(1回/週)(当院)

 

 大学とI群、II群の組み合わせ研修

1年目:大学+II群(1回/週)

2年目:I群(当院)

3年目:大学+II群(1回/週)

 

処遇

大学院は基本無給 週1回のアルバイト+週末の民間病院当直など

大学病院病理診断科・長崎病理医育成・診断センター 医員枠あり+週1回のアルバイト+週末の民間病院当直など

市中病院はレジデント給(期間職員)+週1回の半日のアルバイト+週末の民間病院当直など。大学院は市中病院の勤務医となり社会人大学院も可能。

 

現在の長崎県内における診断病理医の勤務先

 

長崎県内で常勤医のいる病院(常勤医数)

長崎医療センター(3)、長崎みなとメディカルセンター(1)、長崎原爆病院(1)、長崎済生会病院(1)、長崎病理診断科(2)、諫早総合病院(1)、佐世保市総合医療センター(1)、佐世保共済病院(1)、佐世保中央病院(1)、長崎県島原病院(1)、嬉野医療センター(2)

 

常勤医不在の総合病院

聖フランシスコ病院、長崎三菱病院、長崎光晴会病院、長崎記念病院、十善会病院、諫早原爆病院、市立大村病院、川棚医療センター、五島中央病院、上五島病院、いづはら病院

 
 
 明日を担う (病院広報紙  SENSAI 2023年5月号掲載)
 
病理診断科専攻医
  添田 李子(そえだ ももこ)

Profile
出身地:広島県
好きな曲:椎名林檎「人生は夢だらけ」
 
Q:医師を目指したきっかけは何ですか?
A:もともと何か人の役に立つ仕事をしたいと考えており、親族に医療関係者が多い事もあって、自然と医師という仕事を意識するようになりました。

Q:専門を“病理診断科”に決めた理由は?
A:学生の頃、病理学の授業で、同じ「腫瘍」に分類されても、それぞれ組織所見が違う事を学び、覚えるのは大変だけど面白いなぁと感じました。以降、病理医になる事も選択肢の1つとなりました。研修医になり、実際に病理診断科で研修して、率直に病理診断が楽しく、他の科と比べて時間の拘束が少ない点や、on offがはっきりしている点が魅力的でした。腰を据えて物事に取り組む方が得意な自分の性格とも合っていると思いました。

Q:日々の業務内容を教えてください
A:患者さんから採取、切除された検体を観察し、診断に必要な部分を切り出す事や、標本を顕微鏡で検鏡し、疾患の良悪やその種類を診断する事が主な業務です。その他、依頼があった際は術中迅速診断や病理解剖を行います。病理解剖では患者さんが亡くなった病態について肉眼的、組織学的を含めて検討します。患者さんを直接診察する事はありませんが、組織を診断し、治療に繋げるというチーム医療の一端を担っています。

Q:仕事で大切にされていることは何ですか?
A:一緒に働く先生、検査技師さん達との「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」です。主治医の先生とコミュニケーションを取り、患者さんの状態を適切に把握する事は正しい診断に近づくために重要です。また、全身の幅広い疾患の組織所見を理解しなければならないので、分からない事は出来るだけ早く調べる事も大切にしています。

Q:現在の働き方はいかがですか?
A:当院の病理診断科は雰囲気が良いので居心地が良く、働きやすい環境です。やはり症例数が増えてくると忙しくなりますが、自分で今日は何時まで頑張ろう!とフレキシブルに決めて進める事が出来るので、日々の体調管理も含めて調整しています。

Q:オフの時間の過ごし方は?
A:疲れを翌週に持ち越さないために、基本的に気の赴くまま、ゆっくり過ごしています。業務はデスクワークが主体なので、運動不足が気になりはじめ、最近は自宅で出来るトレーニングを少し取り入れました。

Q:今後の目標を教えてください
A:経験を積んで信頼していただける病理医に一歩ずつ近づく事です。また、「顕微鏡実習辛かった」「病理分かんないから嫌い」等のマイナスイメージを払拭するべく、病理診断科研修や臨床病理カンファレンス(CPC)で出会う研修医の先生方に「病理って面白いかも!」と思っていただけるよう、病理学の魅力を伝えていけたらいいなと思います。

Q:最後に
A:疾患の多様化に伴って病理診断症例数は増加傾向なのに対し、病理医は全国的に不足しています。病理学に興味がある方や専攻科に伴い病理を勉強したいと考えている方がいらっしゃいましたら、一度、病理診断科で研修してみませんか?お気軽にご相談ください。
 
 合格体験記病理専門医試験合格体験記(病理専門医部会会報平成28年10月から)
 

国立病院機構長崎医療センター病理診断科 黒濱大和

 

昔から複数のことを同時に行うのが苦手で,診断と研究と(さらに4人の子育てと)を並行して行っていく余裕がなかった私は,研究する前にまずは診断能力を磨こうと,初期研修修了後大学院へ進学せずそのまま市中病院で病理後期研修を受けてきました。私が研修を開始したときは当院には4名の病理医が在籍しているという市中病院としては恵まれた環境であり,一例一例の診断にかけられる時間も十分に確保され,入門者として適切な指導を受けることができたと思っています。剖検も減少傾向とはいえ年間20件前後と比較的恵まれた数の症例を担当することができました。当院は40年以上前から続く伝統ある初期研修医教育病院でもあり,剖検例のほとんどが入念な準備期間を経て初期研修医全員参加のCPCで検討されます。臨床,病理の指導医に綿密な指導を受けながら,初期研修医の指導を通して自分の中で十分に病態を消化していくという過程を何度も繰り返しトレーニングすることができました。III型問題の考察や病態関連図の作成が落ち着いて取り組めたのもこういった日々の研修の成果だったと思います。また九州沖縄支部では教育熱心な諸先輩の御尽力により,病理専門医研修要綱に準拠したティーチングファイル(TF)が作成され,私が研修を始めた2012年度より回覧運用されています。典型例のほか日頃見慣れない症例のプレパラートを日常業務の空いた時間を使って見られるように工夫されており,これも市中病院にいながら幅広い症例が経験可能となる大きな助け舟であったと感じています。バーチャルスライドとしてオンライン上で病院外でも勉強できるTFとなっている点も,家庭ある身としては大変助けられました。病理専門医試験合格体験記を書くにあたって私が感じているのは,日々の診療において良質なトレーニングを受けられる時間と環境を確保することが重要だということです。病理専門医試験問題は日常診療で悩むポイントを突いた良問ばかりだと諸先輩の体験談でも語られておりましたが,まさにその通りで,出題者の意図が伝わってくるような十分議論されて練られた問題だと実感しました。ありきたりな意見ですが,何か特別な試験対策をするよりも,日々の診療の一例一例をじっくり取り組める環境づくりが何よりも大切だと思っています。これは自分一人でできることではなく,信頼できる指導医の協力が欠かせません。以前に比べると病理医としてのキャリアの積み方も多様性が許容されるようになり,「フラジャイル」の宮崎先生しかり市中病院に在籍して後期研修を受ける方も多くなってきていると思います。一般的に大学に比べると症例数や偏りの面でかなわない部分もありますが,診断に没頭できる環境,働きやすい勤務体制,TFや勉強会などの教育システムを上手に活用することで,市中病院でも病理専門医試験合格に十分な診断能力を養うことができると思います。今後新しい専門医制度への移行が検討されていますが,これから研修を始める先生方が自分に合った自由な研修コースが選択できる多様性のあるシステムが引き続き構築されることを期待しております。最後になりましたが,毎日熱心にご指導くださいました伊東正博先生はじめ長崎医療センターの先生方,TFやスライドコンファレンスの場を介してご指導いただいた九州沖縄支部の先生方,また試験当日暑い中私たち受験者のために試験運営に携わってくださった担当の先生方に厚くお礼申し上げます。

業績

【著書】
伊東 正博.非腫瘍性疾患病理アトラス 内分泌臓器 (日本語) 単行本
亀山香織 (編集), 中村保宏(編集), 分担:Basedow病 文光堂 :東京、pp87-93、2023

伊東 正博、甲状腺細胞診報告様式ベセスダシステム 第2版 (日本語) 単行本
Syed Z. Ali (著), Edmond S. Cibas (著), 坂本 穆彦 (監修, 翻訳) , 分担:低分化癌 丸善書店 :東京、pp197-203、2019

伊東 正博、癌診療指針のための病理診断プラクティス 内分泌腫瘍 甲状腺,副腎
第3章小児甲状腺癌 P176-181 青笹克之 編 中山書店 東京、2018

Bogdanova T, Zurnadzhy L, LiVolsi VA, Williams ED, Ito M, Nakashima M, Thomas GA. Thyroid cancer pathology in Ukraine after Chernobyl. In: Thyroid cancer pathology in Ukraine after the Chernobyl-dosimetry, epidemiology, pathology, molecular biology-, Tronko M, Bogdanova T, Saenko V, Thoma GA, Likhtarov n, Yamashita S (eds), Chapter 4.pp65-108, IN-TEX Ltd, Nagasaki, 2014

Ito M, Bogdanova T, Abrosimov A, Fadda G, Hunt J, LiVolsi V, Thomas G, Nakashima M, Yamashita S. Pathology review of childhood thyroid cancer around Chernobyl. In Nakashima M, Takamura N, Suzuki K, Yamashita S (Eds). A new challenge of radiation health risk management, Nagasaki Newspaper Publish, Nagasaki, 2012, pp205-212

伊東 正博、II.放射線被曝と甲状腺癌:「腫瘍病理鑑別診断アトラス 8.甲状腺癌」坂本穆彦、廣川満良(編) 文光堂:東京、pp197-203、2011

 

【英文原著】
2023年
Kutsuna F, Soeda M, Hibino A, Tokuda M, Miura S, Iwanaga H:Fulminant Guillain-Barré syndrome secondary to Campylobacter coli infection: An autopsy case report.  eNeurologicalSci. 2023 Feb 25;31:100454. doi: 10.1016/j.ensci.2023.100454. eCollection 2023 Jun. PMID: 36950268

Ikeda T, Kitasato A, Okamoto T, Soeda M, Miura S, Kuroki T:Adrenocortical carcinoma mimicking hepatocellular carcinoma: A case report.  Int J Surg Case Rep. 2023 Apr;105:108122. doi: 10.1016/j.ijscr.2023.108122. Epub 2023 Apr 4. PMID: 37023688

Kawasaki K, Kai K, Tanaka N, Kido S, Ibi A, Minesaki A, Yamauchi M, Kuratomi Y, Aishima S, Nakashima M, Ito M:Collision tumor of a papillary and follicular thyroid carcinoma: a case report.  Thyroid Res. 2023 Aug 7;16(1):24. doi: 10.1186/s13044-023-00167-3. PMID: 37544981

Ashizawa H, Iwanaga N, Kurohama H, Ito Y, Ashizawa N, Hirayama T, Takeda K, Ide S, Nagayoshi Y, Tashiro M, Takazono T, Tagawa T, Fukushima K, Ito M, Nakamura S, Izumikawa K, Yanagihara K, Miyazaki Y, Mukae H: Pulmonary Coccidioidomycosis Complicated by Nontuberculous Mycobacterial Pulmonary Diseases with a Literature Review. Jpn J Infect Dis. 2023 Sep 22;76(5):314-318. doi: 10.7883/yoken.JJID.2023.073. Epub 2023 May 31. PMID: 37258176

Hirokawa M, Ito M, Motoi N, Chiba T, Imamura Y, Yasuoka H, Hino R, Higuchi M, Miyauchi A, Akamizu T:Prevalence and diagnostic significance of non-invasive follicular thyroid neoplasm with papillary-like nuclear features in Japan-A multi-institutional study.  Pathol Int. 2023 Dec 5. doi: 10.1111/pin.13393. Online ahead of print. PMID: 38050802

2022年
Mihara Y, Miura S, Mori A, Miyazaki A, Nagayama H, Kitanosono H, Soeda M, Sato S, Ito M, Yamakawa M: Langerhans cell sarcoma arising after antecedent Langerhans cell histiocytosis in lymphoepithelial sialadenitis of Sjögren's syndrome. Pathol Int. 2022 Jul;72(7):379-381. doi: 10.1111/pin.13232. Epub 2022 May 18. PMID: 35583172

Hitomi Y, Aiba Y, Ueno K, Nishida N, Kawai Y, Kawashima M, Yasunami M, Gervais O, Ito M, Cordell HJ, Mells GF, Nagasaki M, Tokunaga K, Tsuiji M, Nakamura M: rs9459874 and rs1012656 in CCR6/FGFR1OP confer susceptibility to primary biliary cholangitis. J Autoimmun. 2022 Jan;126:102775. doi: 10.1016/j.jaut.2021.102775. Epub 2021 Dec 2. PMID: 34864633

Otsuka K, Matsuo T, Ishimatsu T, Fukae A, Hamamoto T, Oku K, Ito M: A case of BNT162b2 COVID-19 vaccine-associated fulminant myocarditis in a very elderly woman. Clin Case Rep. 2022 Sep 5;10(9):e6161. doi: 10.1002/ccr3.6161. eCollection 2022 Sep. PMID: 36093466

Bogdanova T, Chernyshov S, Zurnadzhy L, Rogounovitch TI, Mitsutake N, Tronko M, Ito M, Bolgov M, Masiuk S, Yamashita S, Saenko VA: The high degree of similarity in histopathological and clinical characteristics between radiogenic and sporadic papillary thyroid microcarcinomas in young patients. Front Endocrinol (Lausanne). 2022 Aug 19;13:970682. doi: 10.3389/fendo.2022.970682. eCollection 2022. PMID: 36060986

Zurnadzhy L, Bogdanova T, Rogounovitch TI, Ito M, Tronko M, Yamashita S, Mitsutake N, Bolgov M, Chernyshov S, Masiuk S, Saenko VA: Clinicopathological Implications of the BRAF V600E Mutation in Papillary Thyroid Carcinoma of Ukrainian Patients Exposed to the Chernobyl Radiation in Childhood: A Study for 30 Years After the Accident. Front Med (Lausanne). 2022 Apr 26;9:882727. doi: 10.3389/fmed.2022.882727. eCollection 2022. PMID: 35665338

Bogdanova T, Chernyshov S, Zurnadzhy L, Rogounovitch TI, Mitsutake N, Tronko M, Ito M, Bolgov M, Masiuk S, Yamashita S, Saenko VA. The relationship of the clinicopathological characteristics and treatment results of post-Chornobyl papillary thyroid microcarcinomas with the latency period and radiation exposure. Front Endocrinol (Lausanne). 2022 Dec 14;13:1078258. doi: 10.3389/fendo.2022.1078258. PMID: 36589808; PMCID: PMC9796818.

Fujioka M, , Fukui K,Yoshino K. Nokuchi M, Soeda M, Ito M. Microscopic changes over time in human dermis after exposure to sodium hydroxide. Burns Open 2022;6(2):89-91. 

2021年
Yamashita M, Hamada T, Bekki S, Miura S, Kuroki T: A case of cystic duct syndrome. Clin Case Rep. 2021 Jan 26;9(3):1819-1821. doi: 10.1002/ccr3.3859. eCollection 2021 Mar. PMID: 33768954

Hanh LTM, Matsuda K, Niino D, Kurohama H, Ito M, Nakashima M: Significance of abnormal 53BP1 expression as a novel molecular pathologic parameter of follicular-shaped B-cell lymphoid lesions in human digestive tract. Sci Rep. 2021 Feb 4;11(1):3074. doi: 10.1038/s41598-021-82867-0. PMID: 33542453

Akazawa Y, Araki Y, Miura S, Kondo H, Hata T, Nakashima M:End of an Era of Sample Collection for the Nagasaki Atomic Bomb Survivor's Tumor Tissue Bank.Radiat Res. 2021 Sep 1;196(3):323-325. doi: 10.1667/RADE-21-00058.1.

Niino D, My Hanh LT, Miura S, Nakashima M, Iwanaga M:Incidence Patterns of Sequential or Composite Lymphoma: A Population-Based Cancer Registry Study.Tohoku J Exp Med. 2021;254(2):123-127. doi: 10.1620/tjem.254.123. PMID: 34193763

Yamashita M, Kuroki T, Matsuoka Y, Miura S, Hamada T, Hirayama T, Yoneda A, Tokunaga T, Yamanouchi K, Takeshita H, Maeda S: Synchronous Total Occlusion of the Celiac Axis and Superior Mesenteric Artery: An Autopsy Case. Acta Med Okayama. 2021 Aug;75(4):523-527. doi: 10.18926/AMO/62406.

Matsuu-Matsuyama M, Shichijo K, Matsuda K, Fujimoto N, Kondo H, Miura S, Kurashige T, Nagayama Y, Nakashima M:Age-dependent effects on radiation-induced carcinogenesis in the rat thyroid. Sci Rep. 2021 Sep 27;11(1):19096. doi: 10.1038/s41598-021-98481-z.

Imaizumi T, Matsuda K, Tanaka K, Kondo H, Ueki N, Kurohama H, Otsubo C, Matsuoka Y, Akazawa Y, Miura S, Nakashima M:Detection of Endogenous DNA Double-strand Breaks in Oral Squamous Epithelial Lesions by P53-binding Protein 1.Anticancer Res. 2021 Oct;41(10):4771-4779. doi: 10.21873/anticanres.15292.

Bogdanova TI, Saenko VA, Hashimoto Y, Hirokawa M, Zurnadzhy LY, Hayashi T, Ito M, Iwadate M, Mitsutake N, Rogounovitch TI, Sakamoto A, Naganuma H, Miyauchi A, Tronko MD, Thomas G, Yamashita S, Suzuki S:Papillary Thyroid Carcinoma in Ukraine After Chernobyl and in Japan After Fukushima: Different Histopathological Scenarios. Thyroid. 2021 Sep;31(9):1322-1334. doi: 10.1089/thy.2020.0308. Epub 2020 Dec 3.

Sakamoto A, Hirokawa M, Ito M, Naganuma H, Suzuki O, Hashimoto Y, Suzuki S, Shimura H: Introduction of histological classification and cytology reporting format of the Japanese General Rules for the Description of Thyroid Cancer with a special focus on the differences of the WHO Histological Classification and The Bethesda System of Thyroid Cytology. Endocr J. 2021 Jun 28;68(6):621-630. doi: 10.1507/endocrj.EJ21-0077. Epub 2021 Apr 13.

Luong TMH, Matsuda K, Niino D, Kurohama H, Ito M, Nakashima M:Author Correction: Significance of abnormal 53BP1 expression as a novel molecular pathologic parameter of follicular-shaped B-cell lymphoid lesions in human digestive tract.Sci Rep. 2021 Jun 9;11(1):12536. doi: 10.1038/s41598-021-91766-3. PMID: 34108607

Hitomi Y, Aiba Y, Ueno K, Nishida N, Kawai Y, Kawashima M, Yasunami M, Gervais O, Ito M, Cordell HJ, Mells GF, Nagasaki M, Tokunaga K, Tsuiji M, Nakamura M:rs9459874 and rs1012656 in CCR6/FGFR1OP confer susceptibility to primary biliary cholangitis.J Autoimmun. 2021 Dec 1;126:102775. doi: 10.1016/j.jaut.2021.102775. Online ahead of print. PMID: 34864633

Komine R, Kojima M, Ishi G, Kudo M, Sugimoto M, Kobayashi S, Takahashi S, Konishi M, Kobayashi T, Akimoto T, Murakami A, Sasaki M, Tanaka M, Matsuzaki A, Ohike N, Uchida K, Sugiyama T, Hirabayashi K, Tajiri T, Ishida K, Kai K, Omori Y, Notohara K, Yamaguchi H, Matsuda Y, Naito Y, Fukumura Y, Hamada Y, Mihara Y, Masugi Y, Gotohda N, Harada K, Fukushima N, Furukawa T:Recognition and pathological features of periampullary region adenocarcinoma with an indeterminable origin.Cancer Med. 2021 Jun;10(11):3499-3510. doi: 10.1002/cam4.3809. Epub 2021 May 19. PMID: 34008914
Zurnadzhy L, Bogdanova T, Rogounovitch TI, Ito M, Tronko M, Yamashita S, Mitsutake N, Chernyshov S, Masiuk S, Saenko VA:The BRAFV600E Mutation Is Not a Risk Factor for More Aggressive Tumor Behavior in Radiogenic and Sporadic Papillary Thyroid Carcinoma at a Young Age. Cancers (Basel). 2021 Nov 30;13(23):6038. doi: 10.3390/cancers13236038. PMID: 34885148

2020年
Matsuu-Matsuyama M, Shichijo K, Tsuchiya T, Kondo H, Miura S, Matsuda K, Sekine I, Nakashima M: Protective effects of a cystine and theanine mixture against acute radiation injury in rats. Environ Toxicol Pharmacol. 2020 Apr 17;78:103395. doi: 10.1016/j.etap.2020.103395.

Horai Y, Ishikawa H, Iwanaga N, Izumi Y, Matsuoka Y, Miura S, Kawakami A: Development of hypocomplementemic urticarial vasculitis during certolizumab pegol treatment for rheumatoid arthritis: A case report. J Clin Pharm Ther. 2020 Oct;45(5):1179-1182. doi: 10.1111/jcpt.13117. 

Luong TMH, Akazawa Y, Mussazhanova Z, Matsuda K, Ueki N, Miura S, Hara T, Yokoyama H, Nakashima M: Cutaneous pilomatrical carcinosarcoma: a case report with molecular analysis and literature review. Diagn Pathol. 2020 Jan 31;15(1):7. doi: 10.1186/s13000-020-0925-y. 2020

Taguchi S, Kitamura T, Matsukuma S, Odate T, Ariyoshi T, Hamawaki M, Otsubo C, Kurohama H, Mihara Y: A case of recurrent constrictive pericarditis induced by pericardial substitution with an expanded polytetrafluoroethylene membrane. Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2020 Dec;68(12): 1479-1482. doi: 10.1007/s11748-020-01303-8.

Itose O, Kitasato A, Noda K, Yamashita M, Hirayama T, Kobayashi S, Tokunaga T, Takeshita H, Yamanouchi K, Maeda S, Otsubo C, Ito M, Kuroki T: A case of surgical resection for well-differentiated squamous cell carcinoma arising in a ciliated hepatic foregut cyst. Acta Med.Nagasaki 63:87-90, 2020

Noda K, Kuroki T, Yamashita M, Hirayama T, Natsuda K, Kobayashi S, Tokunaga T, Yamanouchi K, Takeshita H, Miura S, Maeda S: Nondegenerated Cystic Neuroendocrine Tumor of the Pancreas: A Case Report. Surg Case Rep. 2020 Jun 29;6(1):154. doi: 10.1186/s40792-020-00918-6.

Mussazhanova Z, Shimamura M, Kurashige T, Ito M, Nakashima M, Nagayama Y: Causative role for defective expression of mitochondria-eating protein in accumulation of mitochondria in thyroid oncocytic cell tumors. Cancer Sci. 2020 Aug;111(8):2814-2823. doi: 10.1111/cas.14501.

Kobayashi S, Taniguchi K, Tanaka F, Maeda S, Hirayama T, Tokunaga T, Takeshita H, Miura S, Kuroki T: Cricopharyngeal myotomy for cricopharyngeus muscle dysfunction after esophagectomy. Surg Case Rep. 2020 Aug 12;6(1):205. doi: 10.1186/s40792-020-00961-3.

Iwadate M, Mitsutake N, Matsuse M, Fukushima T, Suzuki S, Matsumoto Y, Ookouchi C, Mizunuma H, Nakamura I, Nakano K, Sakamoto A, Hirokawa M, Ito M, Naganuma H, Hashimoto Y, Shimura H, Yamashita S, Suzuki S:The Clinicopathological Results of Thyroid Cancer With BRAFV600E Mutation in the Young Population of Fukushima. J Clin Endocrinol Metab. 2020 Dec 1;105(12):dgaa573. doi: 10.1210/clinem/dgaa573.

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【総説】
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手嶋翔一朗,西浦哲哉,小林真未,藤田寿之,牧野謙二,長岡進矢,三浦史郎,伊東正博:造影超音波検査が有用であった肝原発DLBCLの1例.医学検査 Vol.72 No.2 Page272-280, 2023.

塩塚高史, 岩永希, 赤城翠, 冨野千愛, 岡田覚丈, 和泉泰衛, 三浦史郎, 伊東正博, 川上純:アダリムマブで加療中に水疱性類天疱瘡を発症した関節リウマチの一例.九州リウマチ 第43巻(1) Page44-50, 2023

日高悠介,岩永希,赤城翠,小野晋太郎,岡田覚丈,徳田昌紘,和泉泰衛,三浦史郎,伊東正博,川上純:COVID-19感染後に急性増悪し反回神経麻痺呈したサルコイドーシスの一例.九州リウマチ 第43巻(2) Page101-106, 2023

吉原絹子,池田貴裕,岡本辰哉,北里周,三浦史郎,伊東正博,黒木保:原発性硬化性胆管炎の経過中に胆嚢癌を発症した1 例.胆道37 巻4 号p820~824(2023)

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坂口恭平,本村秀樹,吉川創平,池田憲呼,石橋洋子,種岡飛翔,桑原義典,本田涼子,安忠輝,三浦史郎,伊東正博:組織球性壊死性リンパ節炎(菊池病)13例の検討.長崎医学会雑誌 97巻1号39-44号, 2022.

竹井 大貴, 下山 孝一郎, 山口 彩, 三浦 史郎, 阿比留 正剛, 田川 努:胸腔鏡下に切除した肝細胞癌右下前縦隔リンパ節転移の1例.日本呼吸器外科学会雑誌(0919-0945)36巻4号 Page465-471(2022.05)

哲翁 華子, 岡本 辰哉, 北里 周, 三好 敬之, 竹下 浩明, 佐藤 俊輔, 三浦 史郎, 黒木 保:急性腹症で発症した小腸間膜脂肪腫の1例.日本臨床外科学会雑誌(1345-2843)83巻8号 Page1480-1483(2022.08)

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添田 李子,佐藤 俊輔,三原 裕美,梅崎 靖,三浦 史郎,伊東 正博,熊谷 謙治,大坪 智恵子,渡邉 みか:表面脱灰処理の影響で診断に苦慮した左指示関節CPPD沈着症の1例.診断病理 38(4): 408-413, 2021.

中島 真帆, 石川 博士, 千綿 雅彦, 森 隆浩, 三浦 史郎, 伊東 正博, 室田 浩之:多発皮下結節を呈したDiffuse Large B-cell Lymphoma.西日本皮膚科 83巻1号 Page3-4, 2021

中島 真帆, 石川 博士, 三浦 史郎, 伊東 正博, 岩永 聰, 室田 浩之:弾性線維性仮性黄色腫に合併した蛇行性穿孔性弾力線維症.西日本皮膚科 83巻2号 Page93-94, 2021

山本昌和,田中藤信, 松本浩平, 森彩加, 近松春奈, 伊東正博, 添田李子, 西秀昭, 熊井良彦:術後病理で判明した鼻腔呼吸上皮腺腫様過誤腫(respiratory epithelial adenomatoid hamartoma)の2例.耳鼻と臨床67巻4号 Page256-262 (2021.07)

2020年
佐藤 慧, 松尾 彩香, 日宇 健, 黒濱 大和, 三浦 史郎, 伊藤 健大, 森塚 倫也, 本田 和也, 川原 一郎, 小野 智憲, 原口 渉, 牛島 隆二郎, 堤 圭介: 腫瘍内出血と半球間裂急性硬膜下血腫で発症した大脳鎌髄膜腫の1例. 脳神経外科 48(5):413-422, 2020

松山睦美、七條和子、松田勝也、三浦史郎、近藤久義、中島正洋: ラット甲状腺に急性期放射線感受性におけるオートファジーの影響.広島医学 73(4):207-210, 2020

福田真妃, 磯本一郎, 佐田友貴乃, 糸柳則昭, 三浦史郎, 中島正洋, 上谷雅孝: 乳房に発生したtrichoblastoma の1 例. 臨床放射線65:665-669,2020

渡邊毅, 田中藤信, 宗謙次, 奥竜太, 加瀬敬一, 伊東正博, 三原裕美, 熊井良彦: 鼻腔内逆生歯の1例. 長崎医学会雑誌 95(2):148-153,2020

中島真帆, 石川博士, 三根義和, 市来 澪, 三原裕美, 伊東正博, 室田浩之: Metaplastic Extracranial Meningiomaの1例. 西日本皮膚科82(3):175-178, 2020

山下万平, 黒木 保, 佐伯 哲,  北里 周, 三原裕美, 三浦史郎: 十二指腸副乳頭部神経内分泌腫瘍の1切除例. 胆道2020; 34(4):758-763,2020

2019年
内田史武、片山宏己、中司交明、福岡秀敏、小松英明、村岡昌司、山口広之、三浦史郎、中島正洋: 出血コントロールのため、準緊急手術を行った高齢者葉状腫瘍の1例.長崎医学会雑誌 94(2):125-129, 2019

2018年
山下由恵, 平山昂仙, 谷口 堅, 山下真理子, 松村尚美, 釘山統太, 北里 周, 徳永隆幸, 竹下浩明, 黒木 保, 前田茂人, 伊東正博, 藤岡ひかる. 消化管出血を契機に発症した小腸Gastrointestinal stromal tumorの1例. 長崎医学会雑誌 2018.09. 93(2):136-141,

野口美帆, 谷口 堅, 永吉茂樹, 前川恭一郎, 福田明子, 野中 隆, 徳永隆幸, 森野茂行, 高槻光寿, 北島知夫, 前田茂人, 田川 努, 伊東正博, 藤岡ひかる. 術前補助化学療法を施行した食道類基底細胞癌の1切除例. —本邦報告例137例の検討—.  長崎医学会雑誌 2018; 92(4):283-289.

川口雄史, 谷口 堅, 渡海大隆, 糸瀬 磨, 松村尚美, 森山正章, 森田 道, 持永浩史, 北里 周, 徳永隆幸, 竹下浩明, 黒木 保, 前田茂人, 田川 努, 伊東正博, 藤岡ひかる. 高分化型腺癌を合併した胃Mixed adenoneuroendocrine carcinomaの1例. 長崎医学会雑誌 2018.06. 93(1):65-69,

中村 俊貴, 牧山純也, 松浦あゆみ, 黒濱大和, 北之園英明, 伊東正博, 吉田真一郎, 宮崎泰司. 寛解後も低形成骨髄が遷延した低形成性急性前骨髄球性白血病. 臨床血液 2018.04. 59(4):414-419.

2017年
伊東正博. 巨細胞の見られる甲状腺髄様癌の1例. 日本臨床細胞学九州連合会雑誌 48:119-120, 2017
 
西村理恵子、増田慎三、山城勝重、村田有也、松井哲、森清、高橋将人、青儀健二郎、伊東正博、前田茂人、倉岡和夫、尾崎慎治、市原周、佐藤康幸、田口健一、徳永えり子、鈴木博義、渡辺隆紀. 乳癌転移巣細胞診検体受容体検査の日常運用に関する多施設共同研究:ホルマリン固定細胞検体のアルギン酸ナトリウム法セルブロックによる標本作製の提案. 乳癌の臨床 32(3), 2017, 249-257
  
黒濱大和、岩永直樹、長島聖二、田川 努、御手洗和範、三原裕美、梅﨑 靖、中島 正洋、堤 寛、伊東正博. 肺コクシジオイデス症の1例. 診断病理 2017;3#: # -#
 
2016年
黒濱大和, 三原裕美, 梅崎靖, 宿輪哲生, 岸川正大, 三浦史郎, 中島正洋, 横山繁生, 伊東正博.こめかみに発生したendocrine mucin-producing sweat gland carcinomaの1例.診断病理 2016;33: 224 -227
 
村田 朋哉, 西山 仁, 峯 彩子, 木下 梨華子, 塩田 純也, 後藤 高介, 東 俊太朗, 黒濱 大和, 伊東 正博, 宿輪 三郎.早期胃癌研究会症例 深達度診断に苦慮した0-IIc型大腸SM癌の1例 マイスナー神経叢同定の試み.2016; 51:827-835.
 
2015年
谷口 堅、永吉茂樹、安達利幸、久永 真、崎村千香、野中 隆、徳永隆幸、北島友夫、蒲原行雄、前田茂人、西山 仁、伊東正博、藤岡ひかる. Micropapillary carcinoma像を呈する胃癌の1例、長崎医会誌、90(4),322-337、2015
 
東 俊太郎、西山 仁、峯 彩子、木下梨華子、成田翔平、荻原久美、塩田純也、村田朋哉、後藤高介、宿輪三郎、伊東正博. 主題症例、非腫瘍性疾患:サルコイドーシス. 胃と腸、50(6), 792-794, 2015

2014年
佐藤 圭、岩永 彩、澤田吉人、諸隈 博、黒濱大和、成毛有紀、梅崎 靖、三原裕美、伊東正博.甲状腺髄様癌3例の細胞像. 日本臨床細胞学九州連合会雑誌 44:113-1118、2014
桑原 郁、藤岡正樹、林田健志、諸岡 真、西條広人、伊東正博、黒濱大和
重症熱傷の経過中にCMV感染を併発し汎血球減少症から重症敗血症に至り死亡した1例. 熱傷 40(3):169-17,2014
黒濱大和、梅崎靖、三原裕美、林田健志、藤岡正樹、北村 慶、木村正剛、松山篤二、久岡正典、伊東正博. 多形性脂肪腫との鑑別を要した異型脂肪腫様腫瘍の一例. 診断病理31(1),25-29, 2014
 
糸瀬 磨、和泉泰衛、岩永 希、井上菜穂子、原田直樹、黒濱大和、伊東正博、宮下賜一郎、右田清志. 剖検によりコレステロール結晶塞栓症(CCE)が明らかになった全身性強皮症の一例.

2013年
中島一彰、伊東正博、磯本一郎. 乳癌の画像所見と病理背景. 画像診断3(9):1031-1043
 
古里祐一郎、和泉泰衛、権 志成、大野直義、宮下賜一郎、木村博典、蒲原行雄、藤岡ひかる、松岡陽治郎、伊東正博、江﨑宏典. 血中カテコラミン増加を伴わない無症候性巨大異所性褐色細胞腫の1例. 臨床と研究 90(8):95-98,2013
 
北島友夫、蒲原行雄、平山昴仙、野中 隆、徳永隆幸、永田康冶、伊東正博
混合性結合組織病に合併した出血性無石胆嚢炎の1例. 日本臨床外科学会雑誌 74(11):3156-3159, 2013
桑原祐樹、岩永 聰、黒濱大和、梅崎靖、三原裕美、大仁田亜紀、石川博、宿輪 哲生、伊東正博. 悪性黒色腫との鑑別を要したpigmented mammary Paget’s diseaseの一例. 診断病理 2013,30(4)313-317
 
野中 隆、永田康浩、釘山統太、渡邊健人、朝長哲生、徳永隆幸、蒲原行雄、伊東正博、藤岡ひかる. 膵頭部上縁の後腹膜に発生したCastleman 病の1 例
日本消化器外科学会雑誌.2013;46(7):509-514
 
梅崎靖、伊東正博、三原裕美、成毛有紀、八並直子、山下洋、安日一郎
膣原発悪性黒色腫の1例. 診断病理 2013,30(2),168-170
2012年
宿輪哲生、三根義和、田中藤信、伊東正博. 右こめかみに生じた耳下腺内リンパ節転移を認めたatypical fibroxanthomaの一例. Skin Cancer 27(1):16-21, 2012
 
川原一郎、藤本隆史、小野智憲、高畠英昭、戸田啓介、堤 圭介、馬場啓至、米倉正大、伊東正博、森 勝春 多発性脳転移をきたした後腹膜平滑筋肉腫の1症例 BRAIN and NERVE 64(5), 565-569, 2012
 
【研究費】
令和2-5年度・文部省・国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))・チェルノブイリ放射線誘発甲状腺がんの遺伝子バンク設立と分子遺伝疫学国際共同研究
(分担 伊東正博、研究代表者 長崎大学原研 光武範吏)

令和2-4年度・文部省・基盤C・分担・統合解析データに基づく原発性胆汁性胆管炎におけるPRKCBの解析
(分担 伊東正博、研究代表者 長崎医療センター 相葉佳洋)

令和1-3年度・文部省・基盤C・代表・放射線誘発若年者甲状腺がんの分子疫学的研究
(研究代表者 伊東正博)

令和1-3年度 国立病院機構内に組織した『病理診断ネットワーク』によるデジタルパソロジーをつかった病理診断ダブルチェックの実現性と有効性に関する研究
(分担 伊東正博、研究代表者 四国がんセンター 寺本典弘)

平成28-30年度・文部省・基盤C・代表・放射線誘発小児甲状腺がんの分子疫学的研究
(研究代表者 伊東正博)
 
平成28-29年度「放射線災害・医科学研究拠点」共同利用・共同研究
チェルノブイリ周辺地域と本邦の自然発症性甲状腺癌の病理組織学的検討
(研究代表者 伊東正博)
 
平成29年度 タケダリサーチ 若年者の放射線被曝による甲状腺発がん分子機構の解明
(代表 伊東正博)
 
平成28-29年度 NHOEBM推進のための大規模臨床研究 病理診断支援システムの機能と病理部門インシデントの関係を調査する前向き登録研究
(分担 伊東正博、研究代表者 四国がんセンター 寺本典弘)
 
平成28-29年度EBM推進のための大規模臨床研究 メトトレキサート(MTX)関連リンパ増殖性疾患の病態解明のための多施設共同研究
(分担 伊東正博、研究代表者 大阪南医療センター 星田義彦)
 
平成26-29年度 NHOがん(一般) 細胞診検体を用いた乳癌薬物療法適応決定のための基礎研究. (分担 伊東正博、研究代表者 四国がんセンター 西村 理恵子)
 
平成26-29年度 NHO多施設共同研究 国立病院機構における遠隔乳腺病理診断ネットワーク構築
(分担 伊東正博、研究代表者 名古屋医療センター 市原 周)
 
平成25-27年度・文部省・基盤C・代表・放射線誘発甲状腺がんの発症機序の解明、
(研究代表者 伊東正博)