院長挨拶このページを印刷する - 院長挨拶


2024年4月1日より長崎医療センター院長を拝命しました 髙山 隼人です。どうぞよろしくお願いいたします。
当院は、1942年開設の大村海軍病院を前身として、1945年に国立大村病院として発足した歴史のある病院です。長崎県の三次救急医療施設であり、がん医療、生育医療、脳卒中やてんかんの脳疾患、肝疾患、腎移植、三次救急や外傷、創傷などの高度総合医療施設で、災害医療・被ばく医療にも対応しています。長崎県の離島・半島で発生した重篤な疾病患者をドクターヘリや自衛隊ヘリ等で搬送し、適切な医療を行うことで、県民が安心して暮らせるように貢献しています。

地域や職員から信頼される病院
当院には長年、離島を含めた各地から多くの患者が来院されています。今後も県民のみなさんに信頼され、安心して治療を受けていただける病院を目指します。私自身、離島や救命救急センターに勤務してきた経験から、地域の持続には医療と教育が不可欠と考えております。病院でも教育が重要です。当院の理念にもある「高い水準の知識と技術を培う」ために、教育環境を整備し、職員一人ひとりが向上心を持って、高度医療を提供いたします。「地域には安心できる医療を提供」「職員には笑顔と心の余裕」を第一に、地域や職員から信頼される病院を目指してまいります。
 
人は宝
当院は教育病院として、研修医や看護師、診療看護師(JNP)の養成を行っています。臨床研修は、1971年よりローテーション研修に取り組み、現在までに1,000名以上の医師が全国で活躍しています。看護師は、附属看護学校から始まり、現在も複数の看護学生を受け入れています。診療看護師は、開始当初から養成ならびに就業後研修などを行い、さまざまな分野で診療に寄与しています。
臨床研究センターには長崎大学の連携大学院も併設しており、高度の臨床研究を行っています。全職員が研究に取り組み、自身の知識・技術の向上を図り、患者に還元できる環境があります。

「医療者が集う病院」にすることで、魅力ある病院を目指してまいります。

独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 院長